[ゆうがたサテライト] お店の「あり方」が変わる!?期間限定店が広がるワケ!

ゆうがたサテライト

ネット通販のアマゾンが10月20日に銀座にバーをオープンします。

この店は10日間の期間限定。

今こうした期間限定の店を開く動きが企業の間で広がっています。一体何故なんでしょう?

Amazon Bar

10月20日から29日までの期間限定で銀座にオープンする「Amazon Bar」。

早速、中に入ってみると、

グルーっと円になっていて全部お酒です。

店内を埋め尽くすのは圧倒的な数のお酒。その数は約5,000種類。これらは全てアマゾンジャパンのネット通販で購入できる酒です。

もちろん店内で飲むことも可能です。

注文には遊び心も。

今、バケットを食べるならどういう食べ方をしたい?

タブレット端末で食べ物の好みやその日の気分などいくつかの質問に答えるとそれに合った酒を提案してくれます。

Amazon Barの狙い

期間限定の「Amazon Bar」を構えるのは世界初の試み。その狙いは?

アマゾンジャパンの前田宏さんは、

バーをずっとやっていくわけではなくて、ネットで販売している酒をまずリアルの空間で体験していただく。

アマゾンジャパンでは3年前から酒を販売していますが本や家電ほどは認知されていません。

そのため、この期間限定バーで実際に酒の味や種類を知ってもらいネットでの売上につなげたい考えです。

「どんな効果を期待?」

これだけの圧倒的な品ぞろえを実感していただいてリピートで買うときにアマゾンを利用していただければ。

いま期間限定の店を構える動きが広がっています。

ル・クルーゼ ジャポン株式会社

フランスの調理器具ブランド「ル・クルーゼ」。

六本木に10ヶ月限定の店舗「ル・クルーゼ六本木 Limited Shop」をオープンしました。

中山修副社長は、

常設ではないので思い切ったチャレンジができる。

店舗では他の店では扱っていない復刻版の鍋を展開するなど既存の店との違いをアピール。

実はル・クルーゼは常設の直営店を18店舗展開していますが、いま店舗の位置付けに変化が起きているといいます。

自社サイトもあるがネット販売は年々成長率は非常に高く、全体の売上に対する構成比が上がっている。リアル店舗だけではなかなか数字がとりにくい。

ル・クルーゼはお客様に商品を手に取ってもらうためのショールームとして期間限定店をオープンしたのです。

新しいお客様の取り込みをこの六本木店は狙っていきたい。ポップアップ(期間限定店舗)を使いながら商品をリアル店舗で確認しながら実際の決済はオンラインというのを試したい。オンラインと実店舗がいかに連携して売り上げを上げていくか課題。

株式会社COUNTERWORKS

広がる期間限定の店。思わず特需に沸く業界もあります。

東京・渋谷区にある空き店舗。

カウンターワークスの三瓶直樹CEOは、

期間限定の店舗を開きたい企業に短期で貸す専門のスペース。

短期間利用できる専門に取り扱うこの会社。現在、約800件の空き物件を抱え、これまでUCCやコクヨなどに期間限定店舗の場所を仲介してきました。

この半年で売り上げが3倍に伸びたといいます。

店舗を作ると大きな初期投資と内装代がかかる。使った分の料金を払えば使える、そういう手軽さがうけている。

この場所の利用料は1日7万5,000円。1ヶ月に220万円と通常の賃料月120万円に比べて割高です。

しかし短期間の利用の場合、通常は賃料の6ヶ月分という保証金などが必要ないため企業にとっては初期費用を抑えられるメリットがあるのです。

今後も需要は増えるとみています。

その時に、その場所にしかない体験をつくることでプレミアム感をつくって消費者に伝わりやすくなる。企業にとっては大きい手段の1つになっていく。

期間限定の店舗は企業の新たな販売手法として定着していくのでしょうか?