[WBS] 盆栽体験する謎の外国人・・・実はあの企業の創設者!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

Airbnb(エアビーアンドビー)

3月21日の朝、東京・目黒のレストラン「ストールレストラン」。

貸し切りであるイベントが行われていました。

この器に好きな植物を並べて盆栽をつくりましょう。

海外からの訪日客など初心者向けの盆栽教室

国内外で活躍するプロの盆栽師、平尾成志さんが教えます。

教室に参加したアメリカ人男性。一人呟きながら作業に没頭。初めての盆栽作りに興奮状態です。

部屋の中心ではなく隅に置いて空間を作ってほしい。違う景色を想像することができる。

コケと草のコントラストがとてもいい。

実はこの男性、世界最大手の民泊仲介サイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」の共同創設者、ジョー・ゲビア氏です。

ありがとう。素晴らしかった。盆栽づくりを体験して日本文化と歴史を感じることができた。

ジョー・ゲビア氏が今回、日本にやって来たのは盆栽づくり以外にもある重要な目的がありました。

「民泊」の次は「体験」!黒船Airbnbの新戦略

日本で本格的に始める新たなサービス「トリップ」の発表です。

これは始まりに過ぎない。ゆくゆくは旅行体験のすべての部分を合わせて旅行を魅惑的で簡単なものにしていきたい。

Airbnbは個人の空き部屋を宿泊施設として提供する民泊仲介の最大手です。日本でも去年1年間で370万人以上が利用しました。

そのノウハウを生かし、次は旅先での体験をサービスとして提供しようというのです。

例えばイタリアのトスカーナでは高級食材トリュフを発掘する体験。フランスのパリではバイオリン作りの体験など世界13都市で800以上の体験ができます。2017年中には51都市にまで増える予定。

日本では東京と大阪が対象になっています。東京はパリに継いで世界で2番目に人気だといいます。

「トリップ」では地元で暮らす人だからこそ提供できるバラエティー豊な体験をAirbnbを通じて手軽に予約できます。

支払はクレジットカードかPayPal(電子決済)、本人確認はパスポートの写しと自分の顔写真をサイト上から送るだけ。民泊の仲介で行っていた方法をそのまま利用しています。

私たちのホストが宿泊施設をシェアして経済的なメリットを得たのと同様にAirbnbを通じて体験への「思い」をシェアして経済的なメリットが得られるだろう。シェアできる家や部屋がなくても「体験」は提供できる。

「体験」が新たな市場に!地元文化に外国人殺到!

「トリップ」を通じた体験の市場はさらに広がる可能性も。

日曜の昼、開店前の居酒屋で何やら作業をしている外国人の姿が。

安部美佐さんは、

かき混ぜるのではなく豆の形が残らないよう指先でつぶしていってください。

大豆をつぶし何かと混ぜ合わせています。

実はこちら「みそカルチャー」という体験の一コマです。

昔ながらの製法で味噌を手作りしていたのです。

仕込みを終えた味噌は密閉し常温で発酵させます。出来上がりは2ヶ月後です。

続いては味噌を使った料理の実践です。

味噌を塗ったおにぎりをバーナーでで炙って焼きおにぎりにしたり、具沢山の味噌汁を作ったりします。

そしてお待ちかねの試食。

いただきます。

プログラムは2日間で前日の夕食と材料費などを含めた料金は1万4,000円。そのうち20%がAirbnbの収入です。

メキシコ人女性は、

日本に来るまで味噌を食べたことはなかった。手作りという製法も好きだし自分の手で作ったこともすてきだと思う。

アメリカ人男性は、

日本人じゃないから分からないけれど、伝統的な味噌作りとか昔ながらの習慣を続けている人は少ないと思う。本当にすごいなと思っている。

ホストの安部美佐さんは宮城県でオーガニック味噌を作っています。「トリップ」をきっかけに東京で味噌作り教室を始め、新しいアイデアも浮かんでいるといいます。

カネサオーガニック味噌工房の安部美佐さん、

次はこんなふうにしてみようと、毎回変化もあるし、もっと他の体験も試したら面白い。

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