ABB株式会社
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これまで「がっちりマンデー!!」でも工場のスゴ技ロボットなど何度も紹介してきましたが、わざわざロボットに雑用をってどういうことなのか?
未来のロボット社会なんてどうにも想像できないスタッフがまず向かったのは「ABBジャパン」。
おはようございます。ABBジャパンの中島です。ロボットでがっちりです!
出迎えてくれたのはロボット開発者の中島秀一郎さん。
儲かっています。
なんでも、このABB株式会社って会社、本社はスイスにあり、世界4大ロボットメーカーのひとつだとか。
グループ年商は338億ドル(約3兆8,000億円)。
「どんだけスゴいロボットなんですか?」
今の時代、限りなく人間に近いロボット。
限りなく人間に近いロボットとは?
限りなく人間に近いロボットとは一体?
扉の向こうで待っていたのは、
限りなく人間に近いロボット「YuMi」です。
中島秀一郎さんのご自慢、世界初の協働型双腕ロボット、その名も「YuMi」。
「腕が2つ付いている感じ?」
はい!
「どんなロボットなんでうすか?」
…・。かなり緊張しています。
「リラックスしてください。人間ですから。」
では、緊張という言葉を知らない「YuMi」のスゴさを教えてください。
人とロボット、YOU&ME、柵もなく一緒に働けるロボット。
これまで働くロボットと言うと産業用ロボットがほとんど。大きくて危ないってことで人が近くで作業することは法律で禁止されていました。
でも「YuMi」なら樹脂製で安全、しかも小型軽量(38kg)ってことで人がすぐ隣にいるような場所でも大丈夫。つまろ普通のオフィスなどでも作業ができるってワケです。
今までと違うのは「誰でも」「どこでも」「いつでも」使えるロボット。家庭用電源さえあれば使える。
「YuMi」の特徴
一番の特徴は作業を簡単に教えられるってことです。
従来のロボットは緻密で難しい作業をすることが多かったため専門家が動作を細かくプログラミングする必要がありました。
でも「YuMi」は誰でも動かせます。
試しに「がっちり!」ポースを教えてみます。
ひとつひとつの動作を「YuMi」の手取り足取り動かしながら教えていきます。タブレットからインプットしていきます。
実際に動かしてみると、よくできています。
工場でも単純作業は人間飽きちゃう。繰り返し繰り返し疲れることなくやれます。
事務的なハンコを押すような作業も1回教えてるとペッタン、ペッタン。人間様と比べてまったく押す位置がずれません。
これは色々な単純作業に活躍の場がありそうです。
リンガーハット
すっかりロボットに魅了されたスタッフはすでに「YuMi」を現場で使用しているリンガーハット町田鴨川店へ。
こちらのお店では包んだ餃子をケースに移すという作業を任されていました。
木村弘幸店長、「YuMi」の働きぶりは?
「YuMi」はロボットなので疲れないし、ずっと同じ作業をし続けても安定した仕事をしてくれる。
人間は1時間連続で500個移したらもうヘトヘト、限界です。でも「YuMi」なら1,000個でも2,000個でも休みなく続けられます。しかも丁寧かつ正確。
でもこんなにスゴいんじゃ従業員がリストラってことに?
「YuMi」がやっている仕事は簡単な雑用。人間にはもっと複雑なサービスの仕事。そちらに力に入れてやっています。
「YuMi」のおかげで従業員はサービスの心を込めたサービス業に打ち込めます。
人間とロボットのスマートな分担作業で効率アップ!
外観けんた君
さらにスゴいものに進化させると「外観けんた君」になります。外観検査をするロボットです。
「YuMi」のお腹に大きなカメラを付けた「外観けんた君」。製品の表面や中身に傷や不具合がないか休まずチェックしてくれる優れものです。
高齢化により労働者を集められないのが工場の現実。人を置き換えるのではなく、人がいなくてできない仕事。これからのモノづくりの現場になると思います。
ベーシックな「YuMi」の気になるお値段は1体700万円。
それでも食品加工や機械製造といった現場などから今問い合わせが殺到しているそうです。
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